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発毛剤という言葉から受けるイメージは、薄くなった頭部に発毛剤、育毛剤なるものを塗布することにより、髪の毛がフサフサと生えてくるというイメージを受けます。しかし、本当に毛が無くなった箇所(頭頂部、前額部)から、毛がニョキニョキと生えてくるのか?実際はそんなことはありません。脱毛が進行し、地肌が露出している部分をよく見てみると、産毛のような毛は少なからず残っています。発毛の定義は決まってはいませんが、次のように考えていた方が良いでしょう。
産毛の状態まで脱毛が進行してしまった毛髪を、発毛剤や育毛剤などを使用することにより、太く長く成長させ、密度を増やすことにより、露出していた地肌(頭頂部、前額部)を毛が覆ってくれる・・・ようなイメージです。
実際に、某大手メーカーが薄くなった方の頭頂部の毛髪(産毛状態)本数をカウントし、発毛剤使用後に同箇所をカウントしたところ、毛髪の本数自体に大きな変化は無かったそうです。しかし、外見ではあきらかに毛量の密度が増え発毛した・・・ような感じを受けたそうです。
それでは、実際に発毛をさせる発毛剤とはどのようなタイプがあるのでしょう。
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塗布する発毛剤 大正製薬リアップ(一般名:ミノキシジル)
脱毛の大きな原因の一つに男性ホルモンが毛母細胞の働きを抑制することがあげられています。ミノキシジルは、この男性ホルモンの働きを抑えてくれる作用があり、また、毛細血管拡張作用により、毛母細胞を活性化させ、発毛促進をさせる作用があることがわかっています。ミノキシジルの効果が表れるには、最低でも6ヶ月前後の継続使用が重要といわれています。
現在、国内では唯一の発毛剤で、生活改善薬(外用薬)として一般小売店でも購入することができます。
飲む発毛剤 万有製薬プロペシア(一般名:フィナステリド)
2005年12月14日、日本国内では初めての飲む発毛剤として発売が開始されました。
男性ホルモンが原因の脱毛症治療のための経口薬、つまり飲むハゲ治療薬です。一般名ではフィナステリドと呼ばれています。プロペシアを飲むと、頭皮の男性ホルモン、ジヒデロテストステロンの生成を阻害し、服用を続けて6ヵ月程で脱毛が減りはじめると言われています。
しかし、プロペシアは男性型脱毛症の治療薬で、どのタイプの脱毛症にも効果があるわけではありません。
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男性型脱毛症は、壮年性脱毛症とも言われ、 遺伝的な要素が強く、20〜30歳代にかけて徐々に髪の毛が細く薄くなります。主に男性ホルモンであるテストステロンの働きが原因によって起こると言われています。
プロペシアを内服した国内臨床試験の結果では、万有製薬(米・メルク100%子会社)によると、0.2mgを投与することで54%に改善効果が、1mgを投与することで58%に改善効果が見られたと報告されています。(0.2mg錠投与=54%、1mg錠投与=58%)また、海外臨床試験の結果でアメリカでは70%以上の効果があるといわれています。
発毛剤と言われているものでは、医学的にエビデンスがあるものは、今のところ「リアップ」「プロペシア」になります。
しかし、どちらの発毛剤もに薬の服用をやめると、毛髪は脱毛の進行を再発すると言われています。
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