ミノキシジルは、髪の成長を促す外用薬として、現在最も信頼できるものです。日本では1%のものしか認可されていませんが、海外にはミノキシジル(商品名:ロゲイン)の濃度が2%、5%の商品もあります。ちなみに国内の専門外来では2%、4%、6%のものを使用している医療機関もあります。未承認成分を使う医薬品の製品化は、まず処方せんが必用な医療用医薬品として実績を作り、そこから大衆薬(OTC)に転用するのが普通です。しかし、この育毛剤(商品名:リアップ)は日本で初めて直接OTC販売の認可を取得したという特殊な経緯があります。そこで副作用の発現を心配して必要最低限量の販売にふみきったものと思われます。とはいえ、濃度を上げれば上げるほど効果があるというものでもありません。長期的に用いればそれなりに効果が期待できるかもしれません。