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DIME 2003年7月3日号
DIME
不安解消期待増幅「髪は男の命」育毛ギア大研究

仕事や人間関係のストレス、不規則な生活サイクル…髪をとりまく環境は厳しくなるばかり。「そろそろ心配になってきた」人はもちろん、「まだ大丈夫」と高をくくっている人も必読の育毛大研究!!

●薄毛の原因はさまざま、まず医師に相談を"ヘアサイクルの短縮化"、それが危険の兆候だ!

薄毛はどうしたら治るのか?こんな単純なことがいまだに解明されていない。いや、正確に言うと、薄毛になる原因は解明されているのだが、毛を生やすことが難しいのだ。

育毛の前に、なぜ髪の毛が薄くなるのか原因を知ることが大切だ。もしかすると、何らかの病気が原因で髪の毛が抜けているのかもしれない。育毛剤を購入したり、育毛サロンを訪れる前に、病院で診断を受けることをおすすめする。そして病気が原因でないことが判明したら、じっくりと腰を据えて育毛対策を考えよう。

男性の薄毛は、60歳以下であれば、男性型脱毛と呼ばれるものがほとんどである。原因は男性ホルモンのひとつであるテストステロンだ。テストステロンが血液で運ばれ、毛細細胞の根元にある毛乳頭細胞や毛母細胞に入ると、細胞内にある酵素の働きで「5α−DHT」と呼ばれる物質に変化する。これがなぜか、髪の毛の発育を抑制し、育毛のサイクルが短くなってしまう。髪の寿命は、一般男性なら2〜7年だが、発育を抑制された髪はサイクル半ばで成長をやめ抜け落ちてしまうのだ。黒く太い髪が、細く色の薄い、産毛になり、最後は生えなくなってしまう。細くて短い抜け毛が増えはじめたら要注意だ。

●薄毛は、最終的には髪の問題ではなく、心の問題

東京・新宿の城西クリニックは、日本では数少ない頭髪治療専門の医療機関。小林一広院長に、薄毛に関する素朴な疑問をぶつけてみた。まず、人はなぜ薄毛になるのか?

「それをひと言で説明するならば、一種の老化現象です。視力が衰えたり、歯が抜けたりするのと同じです。ただし、歯が抜けることには個人差が激しい。まあ若くして頭皮が目立ってくるのは、ほとんどが男性型脱毛のケースでしょう」

では、薄毛は治せるのだろうか?「当クリニックに通院していただければ発毛に対しての期待はできると思います。通院は1か月に1度で大丈夫。直接的な医療行為としては、内服薬で髪の毛の発育を抑制する酵素の活性化を抑えて、外用薬で発毛を促します。これで、ほとんどの方が3か月から6か月で発毛の兆しが見えてきますよ」

気になる治療費は、いくらぐらい?「初診料が1万5000円(検査費込み)、その後は月に1度の来院で診療費(治療薬30日分込み)が最高でも3万円です。」

だが、これで安心してはいけない。「毛が多いか少ないかは悩んでいる本人の主観の問題なので、発毛した量や状態に、本人が納得できなければダメなんです」つまり、最終的には髪の問題じゃなくて、心の問題ということか?「そうです、心の問題です。私の専門は精神科です。つまり最後は気の持ちようです。とにかく毛が抜け始めてもあわてることはありません。われわれに相談してください」薄毛になっても気にしないのが一番なのだが、それができれば苦労しない。気にすること自体がストレスになり、さらに薄くなるのだ。



DIME
【発行日】2003年7月3日
【発行所】小学館
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