ハゲ治療の専門クリニックに行った!!
東京・新宿の「城西クリニック」は、1ヶ月に1200人もの患者が訪れるという"ハゲ治療"専門クリニック・さぞかし高額かと思いきや、最高でも年間40万円以下。この手のクリニックだと年間数百万円なんてところもザラだから、"良心的"といっていいかもしれない。問題は、どんな治療とやっていて、どれくらい効果があるかだ。
1回3万円は安い!?
予約をして訪れると、まず最初は既住症や生活スタイル、頭髪の状況などについて、問診票に記入。これを参考に看護師のカウンセリングを受ける。ここで治療内容を説明されるのだが、同時にはっきりと費用についても告げられる。"やっぱりちょっと…"と思った場合は、その日の料金は一切取られない。OKした場合はいよいよ専門医の診察に移り、頭皮のチェックと血液検査が行われ初回1万5000円。1週間後に検査結果を聞きに行き、月1回の通院。薬の量によって値段が変わるが、最高で1回3万円の治療がスタートすることになる。城西クリニックが他の発毛サロンと違うのは、最新の検査技術を持っている点だ。具体的には3つ。
まず、血液を摂取して脱毛に大きく関係する男性ホルモンの感受性を調べる遺伝子検査(1万9000円)。ストレスを感じると副腎皮膚ホルモンの分泌が高まるが、その副腎皮膚ホルモンの尿中代謝物量を測定してストレスの影響度を調べるストレスバロメーター(4000円)。毛髪内におけるミネラルバランスを調べて、食生活や生活習慣の乱れをチェックする毛髪ミネラル分析(1万円)だ。どれもオプション検査だが、これらの技術を備えた頭髪専門クリニックは、城西クリニックが日本で唯一だという。「脱毛の原因はさまざまな要素が複雑に絡み合っています。だから遺伝子検査などを行ったからといって、"これで必ず髪が生える"ということが分かるわけじゃない。しかし、男性ホルモンの影響が特に大きいのか、それともストレスか、それとも食生活か、が分かることで、患者さんに合った治療方針を立てることができます。」(小林一広院長)
皮膚科医、形成外科医、精神科医など違う分野の専門医がいるのも特徴だ。「なぜ精神科医?」と思われるかもしれないが、患者の中にはわずかな脱毛でも過度に悩んでいる人や、脱毛を気にするあまりにストレスが増し、脱毛がひどくなるという人も多く、精神的なケアが必要だからだ。さて、肝心の治療だが、内服薬である「フェナステリド(商品名プロペシア)」と外用薬「ミノキシジル」の投与が基本。症状に応じてフィナステリドの量を半減させたり、完全にやめることがある。その場合は、1回3万円の治療費が1万円や8000円などと安くなる。「ファイバースコープで頭皮をチェックしたり、頭皮の汚れを取るという名目で、マッサージやシャンプーをして多額のお金を取るサロンがあるが、当院では一切ない。医学的にそれらが有効という結果が出ないからです。薬の量に関しても、たくさんつけ過ぎると頭皮に炎症を起こす可能性のある患者さんや、少量でも十分に効く人がいる。患者さんに応じた量を常にチェックしながら処方しています」(小林院長)
個人差はあるが、ほぼ100%の患者に頭髪の改善が見られている。髪の毛が太くなり明らかに髪が濃くなったことが分かる人はすくなくなく、中には頭頂のカツラを外してしまった人もいるという。ただし、最低でも半年〜1年間、月1回の通院が必要。これを長いとみるか、短いとみるか…