〜女性の薄毛・抜け毛〜
薄毛や抜け毛に悩んでいるのは男性だけではありません。
ここ数年、”紙のボリュームがなくなってきた””髪が薄くなり、地肌が見えてしまう”といった悩みを訴える女性が増えてきています。それが原因で人に合うことや外出を控えるという人も・・。
そこで今回は女性の薄毛・抜け毛について、
発毛医療から予防医学的な育毛まで総合的な頭髪医療を行っている
「城西クリニック福岡」院長の小西さわ子さんに取材をしました。
加齢が大きく関係する女性の薄毛、抜け毛
まずは最初に、髪の毛の構造について知っておきましょう。髪の毛は表皮に包まれるように埋まっている毛母細胞という部分で作られています。毛母細胞が分裂を繰り返し、少しずつ髪が伸びていく仕組みになっています。健康な人の髪の毛の寿命は、5〜7年、平均で1ヶ月1センチくらい伸びるといわれています。毛母細胞での分裂(成長期。2〜5年)は一定期間の後停止し、退行期(約2〜3週間)を経て、旧式(約3ヶ月)に入り、やがて抜け落ちます。そしてまた成長期が始まり、新しい髪の毛が生えてくるのです。しかし、このサイクルがなんらかの理由で短くなると、成長期の早い段階で旧式に入り紙が抜け落ちてしまいます。毛の太さは思春期から20歳頃までが最も太く、それ以降は年をとるにつれ細くなり、伸びるスピードも遅くなっていきます。
「男性型脱毛症はホルモンの一種が毛根の細胞に悪影響を与え、その結果細胞の働きが低下して、髪の毛の成長がとまり早く抜け落ちてしまうと言われています。しかし、女性の薄毛や抜け毛は男性型脱毛症のようなはっきりした原因が今のところ分かっていません。また、女性の場合、男性のように生え際が後退していくというタイプは少なく、髪の毛が細くなり、頭頂部の肌が透けて見えるという方が多いですね。」
日常生活で気をつけたいこと
では、日常生活ではどのようなことに気をつければいいのか教えてもらいましょう。
*バランスの取れた食生活、規則正しい生活を
髪の毛の主成分はタンパク質で、これはアミノ酸により構成されています。タンパク質は消化酵素によりバラバラに分解され、アミノ酸として吸収されます。その後、蓄積されたアミノ酸は再度ビタミンB群と結合後、再合成し、タンパク質として髪やつめ、筋肉などを作ります。ですから、タンパク質がふそくすると脱毛症状が起こったり、髪の成長不足になってしまいます。髪のためにも、タンパク質(植物性タンパク質と脂質の少ない動物性タンパク質)とビタミンB群(B6
マグロ、鮭、サバなどの魚類。豚肉、レバーなど。B2=牛肉、たらこ、うなぎ、卵、納豆、牛乳など、B2は毛根の細胞を活性化し、B6は髪の毛を成長させます)を摂取することが大切です。
*質のいい5時間以上の睡眠
寝不足が続くと自律神経のバランスを崩しがち。それによって結構や栄養の供給が悪くなり、頭皮の状態に悪影響を与えます。