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男性型脱毛症(AGA)とは?予防方法と薄毛治療薬での対策方法

AGA この記事は約 9 分で読めます。 461 Views

男性型脱毛症はAGA(エージーエー)とも呼ばれ、日本人男性が悩む薄毛の主な原因となっています。頭頂部や生え際から薄くなるのが特徴です。
一般的に、男性型脱毛症は加齢と遺伝によって引き起こされるといわれていますが、それだけとは限りません。薄毛の進行を抑制し、発毛・育毛へとつなげるには、正しい対処が大切です。
この記事では、男性型脱毛症診療ガイドラインの情報も踏まえて、男性型脱毛症について解説していきます。

1.男性型脱毛症(AGA)とは?

男性型脱毛症は日本人男性の主に30代・40代が発症する薄毛症状です。男性ホルモンの影響を受けやすい生え際・つむじから薄毛が進行していきます。
早い人は思春期以降の20代で発症し、一度発症すると治療を行わない限り進行を止めることはできません。早めの治療と対策が必要です。

2.男性型脱毛症の進行の仕方と原因

男性型脱毛症の治療には早期対策が必要ですが、症状はどのように進行し、その原因は何なのでしょうか。まずは進行の仕方から見ていきましょう。

2-1.男性型脱毛症の進行の仕方

男性型脱毛症の進行の仕方には大きく分けて2種類あります。

2-1-1.頭頂部のO字型部分から薄毛が進行

薄毛が頭頂部からやがて生え際にまで到達して、つながっていくパターンです。この場合は頭頂部から症状が現れるため、本人が気づきにくい場合があります。

2-1-2.生え際のM字型部分から薄毛が進行

生え際から薄毛が進行し、やがて頭頂部にまで到達してつながっていくパターンです。この場合は生え際の後退とともに額が広くなっていくので、比較的早い段階で症状を発見することができます。

2-2.男性型脱毛症の原因

次に、男性型脱毛症の原因を詳しく見ていきましょう。主な原因とされているものは3つです。

2-2-1.加齢や遺伝の影響もある「男性ホルモン」

AGAには男性ホルモンが深く関わっています。いわゆる「男らしさ」を形成する男性ホルモン「テストステロン」は加齢とともに減少していきます。すると、それを補うために、還元酵素「5αリダクターゼ」がテストステロンと結びつき、さらに強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が産生されます。このジヒドロテストステロンが育毛・発毛に関わる毛母細胞の受容体と結びつくと、毛周期(ヘアサイクル)を乱し、成長期が極端に短くなって成長途中の髪の毛が抜けてしまったり、休止期に入ったまま発毛がストップしてしまったりするのです。これが男性型脱毛症の原因となります。
また、毛母細胞の受容体がジヒドロテストステロンの影響を受けやすいかどうかは人それぞれで、それには母方の祖父の遺伝が特に関係しているといわれています。母方の祖父が男性型脱毛症を発症していた場合は、その遺伝子の影響を受ける可能性が高いというわけです。

2-2-2.栄養バランスの悪い食事など「生活習慣の乱れ」

男性型脱毛症は生活習慣の乱れから発症することもあります。特に悪影響となるのが、外食などが多いことによる栄養バランスの偏った食事や飲酒・喫煙とされています。直接の原因ではありませんが、AGAの引き金になる可能性が高いです。

2-2-3.血流の悪化を招く「ストレス」

ストレスはさまざまな病気の原因になります。ストレスのために自律神経が乱れると、激しい血管の収縮が起き、血行が悪くなります。血の巡りが悪いと、毛根にある、毛母細胞に発毛指令を出す毛乳頭細胞に必要な栄養が運ばれなくなり、毛髪の成長が妨げられてしまうのです。

3.男性型脱毛症の予防方法

3-1.食べ物に気を遣う

食事は毎日することだからこそ、それを変えれば大きな変化をもたらす可能性があります。
髪の毛の生成に関わるとされている栄養成分は「タンパク質」「ビタミン類」「亜鉛」です。
これらの栄養を必ず食事に取り入れるようにすることが、男性型脱毛症の予防につながります。とはいえ髪にいいからと、これらの栄養素をサプリメントで過剰摂取したりしてしまうと、髪の毛が成長するどころか、かえって体になんらかの支障が出る場合があります。
あくまでも栄養バランスを意識した食事が大切です。いろいろな栄養をまんべんなく摂るようにしましょう。

3-2.ストレス発散を心がける

ストレスを感じない生活をすることがベストですが、それは実際のところ難しいでしょう。それなら、ストレスを感じても上手に発散していくしかありません。
まずは、自分に合ったストレス発散法を見つけましょう。普段体をあまり動かさない方は、近所を散歩することからはじめてみてはいかがでしょうか。車や自転車を使わなくても行ける距離なら、歩くようにしましょう。見慣れているはずの景色でも、ちょっとした面白い発見があるかもしれません。小さなことでも、それが案外ストレスを忘れさせてくれることもあります。
あくまでも無理はせず、楽しめるくらいが長続きもしやすいのでおすすめです。適度な運動は頭皮の血液の流れも良くするので、ぜひ試してみてください。

4.男性型脱毛症診療ガイドラインとは?

「男性型脱毛症診療ガイドライン」とは、日本皮膚科学会が作成したAGA治療の指針となるガイドラインです。ガイドラインでは薄毛治療における抜け毛の抑制、発毛などに効果の高い医薬品についても記載されています。
投薬治療以外の治療方法に関する詳しい記載もあり、男性型脱毛症の近年の動向について詳しく知ることができます。

4-1.ガイドラインでは治療法ごとに推奨度が決められている

「男性型脱毛症診療ガイドライン」では治療方法ごとに推奨度が決められています。男性型脱毛症は症状の進行段階や特徴によって治療方法が異なったり、また複数の治療方法を併用したりする場合もあります。AGAの治療に効果的であるかはアルファベットでの段階評価として付けられています。

5.ガイドラインでの推奨度Aの男性型脱毛症治療薬

ガイドラインでは、男性型脱毛症の対策方法をA〜Dで段階評価しています。「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」の中で、高評価にあたるA評価を受けているAGA治療薬は以下の3種です。

5-1.ミノキシジル(スカルプD・リアップ)

ミノキシジルは頭皮の血流を良くすることで、栄養が毛母細胞に行き渡るようにし、毛髪が生えやすい環境を作り出せる可能性のある発毛剤です。
ミノキシジルは頭髪治療専門クリニックで処方を受けられるほか、アンファー株式会社が「スカルプD」、大正製薬株式会社が「リアップ」の商品名でドラッグストアなどで市販しています。(市販で購入する場合は、薬剤師の説明を受ける必要があります。)
医療用医薬品として認可を受けているのは外用薬のみです。
通称ミノタブと呼ばれるミノキシジルタブレットという内服タイプが海外の通販サイトで販売されていますが、こちらは未認可です。ガイドラインでもミノキシジルの内服はD評価の最低評価です。内服は海外でも認可されていません。思いがけない副作用や健康被害を受ける可能性があるため、内服はせず外用薬治療のみをするようにしましょう。

5-2.フィナステリド(プロペシア)

フィナステリドは、男性型脱毛症を引き起こすジヒドロテストステロンの産生に紐づく還元酵素「5αリダクターゼ」の作用を抑える効果が期待できます。そのため、抜け毛を抑制できる可能性のある内服治療法です。
この「フィナステリド」を主成分とする医療用医薬品が「プロペシア」です。プロペシアは錠剤の経口薬のみで、市販されていないため、一般の皮膚科や頭髪治療専門クリニックなどの医療機関で処方を受ける必要があります。
より高い治療効果を望むなら、前述のミノキシジルとの併用がおすすめです。

5-3.デュタステリド(ザガーロ)

「デュタステリド」はフィナステリドと同様に、ジヒドロテストステロンを産生する還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを抑制するタイプの医薬品です。フィナステリドが5αリダクターゼのⅡ型のみに作用するのに対し、デュタステリドはⅠ型Ⅱ型の両方に作用します。そのため、フィナステリドよりも効果が高いといわれています。
このデュタステリドを主成分とする治療薬が「ザガーロ」です。カプセル状の内服薬のみで市販されておらず、処方を受けられるのは病院です。
ザガーロも、ミノキシジルとの併用でより高い効果を発揮する可能性があります。
AGA治療の選択肢に挙げられる方法に自毛植毛治療もありますが、男性型脱毛症の治療法としては B評価です。
参考元:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
薬による治療以外で、男性型脱毛症対策として注目を集めているのが、日本の研究チームが開発した「毛髪再生」です。患者の皮膚から細胞を取り出し、培養して毛乳頭細胞や毛包を作り出すという治療方法は今までありませんでした。2019年には臨床研究が進められる予定という段階なので、実用化されるのにはまだ時間がかかりそうです。しかしながら、実際にこの再生医療が効果を発揮する治療法として確立されれば、薄毛治療に新たな選択肢が増えることになるでしょう。

5-4.育毛剤よりも推奨度Aの治療薬がおすすめ

育毛剤は種類も多く、市販されているため試しやすいですが、男性型脱毛症の対策として使用しても、効果が出る可能性は治療薬に比べて低いです。
男性型脱毛症は進行性です。育毛剤で対策をしている間にどんどん進行してしまう可能性もあります。そうなる前に、早々に病院に相談し、進行度にあわせた治療薬を処方してもらうのがおすすめです。

5-5.治療薬の処方に保険は効かない

紹介してきた治療薬による治療は保険適用外のため、健康保険が効きません。そのため、高額に感じる方もいるかもしれません。
ご自身の症状の治療にどの程度の費用がかかるのか心配な方は、病院に相談してみましょう。

6.男性型脱毛症の治療費の相談はDクリニックの頭髪専門外来へ

男性型脱毛症の治療方法は確立されてきており、治療薬を使用してきちんと対策すれば症状の進行を抑制できるものとなりつつあります。ガイドラインでA評価を受けている治療薬を使用した治療を考えている方も多いでしょう。一方、治療費が気になって病院での治療を思いとどまっている方もいるかもしれません。
Dクリニックの頭髪専門外来では、治療費の相談にも乗る無料カウンセリングを実施しています。治療を受けるかどうか迷っている方は、まずは気軽に相談してみましょう。
有料になりますが、AGAリスク遺伝子検査を受けることも可能なので、遺伝の影響が心配な方は受検してみることをおすすめします。

「男性型脱毛症を本格的に治療するなら頭髪治療専門クリニック」

男性型脱毛症は、適切な治療を行うことで進行を抑制し、発毛・育毛へとつなげていくことも可能です。生活習慣の改善で自己対策を行うことも大切ですが、症状の進行が気になるのなら、本格的な男性型脱毛症の治療を一刻も早く受けることをおすすめします。頭髪治療専門クリニックなら、一般の病院に比べて、薬による治療のほかにも、さまざまな方法を専門の医師が提案してくれます。同じ男性型脱毛症でも原因は人によってさまざまです。自分の頭髪状態に合った治療を受けるためには、多数の治療実績のある頭髪治療専門クリニックで診療を受けることをおすすめします。

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