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頭皮からポロポロ落ちる角栓…原因を解説!薄毛予防にもなる除去方法

「最近頭が脂っぽい気がする」「頭皮を掻くとなにかがポロポロ落ちる」など、頭皮のコンデションが気になることはありませんか。それは「角栓」が原因かもしれません。角栓をそのままにしておくと、薄毛を引き起こす可能性もあります。
この記事では、気になる頭皮の角栓の原因や除去する方法について解説していきます。

 

1.頭皮からポロポロ落ちる「角栓」とは

角栓というと、女性なら「小鼻にできやすいもの」という認識があるでしょう。しかし、男性は角栓と聞いてもピンと来ないかもしれません。
実は男性の場合、頭皮に角栓ができやすいのです。
まずは、なぜ角栓ができてしまうのか、そのメカニズムについてみていきます。

 

1-1.角栓は皮脂や老廃物の塊

角栓とは、不要になった古い皮膚や老廃物、汚れや皮脂などが混ざり合った物質です。
頭皮を掻いたときに爪に付着したりポロポロ落ちたり、抜け毛の毛根に白い塊で付着していたりします。フケとは違い、白い粒のような形状をしているのが特徴です。「コメド」とも呼ばれています。

 

1-2.角栓はなぜできる?

角栓は毛穴に溜まり、時間が経つと取りづらくなるのが特徴です。毛穴の下には「皮脂腺」が存在します。頭皮の皮脂腺から出た脂は、周囲の角質や老廃物と混ざり合うことで硬くなり、塊となります。
これを放置すると、どんどん毛穴に溜まっていきます。これが「角栓」です。
皮脂分泌が盛んであれば、当然角栓もできやすくなります。

 

2.頭皮の角栓を増やしてしまう原因とは

 

最近、頭皮に角栓ができやすくなったと感じるならば、何かしら理由があるはずです。
ここでは、頭皮の角栓を増やしてしまうさまざまな原因について解説します。

 

2-1.皮脂の過剰分泌

角栓ができやすい方は、皮脂の過剰分泌が起こっている可能性が高いです。
適切な皮脂量が保たれている頭皮の場合、皮脂は自然に分解されていきます。しかし、皮脂が多すぎる場合は分解しきれないため、角質や汚れと結びつき蓄積していきます。皮脂が多いということは、常に角栓の材料が用意されている状態です。
皮脂の過剰分泌は、油もの中心の食生活や過剰なストレス、運動不足や慢性的な睡眠不足など、乱れた生活習慣が影響していることがほとんどです。

 

2-2.シャンプーが合っていない

肌に合わないシャンプーも、角栓を増やす原因になります。
特に、合成界面活性剤を使用したシャンプーや高級アルコール系シャンプーなど洗浄力の強いシャンプーは注意が必要です。石鹸シャンプーも意外と洗浄力が強いです。
こうした商品は頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。皮脂不足となった肌は、脂を補おうとするため、逆に皮脂の分泌量が増えてしまいます。
とはいえ、洗浄力の弱すぎるシャンプーも良くありません。汚れが十分にとりきれず、やはり角栓を増やしてしまいます。
育毛シャンプーと銘打たれた製品が必ずしも誰にでも合うわけではないということも覚えておきましょう。
ちなみに、世間的な評判があまり良くない「シリコンシャンプー」はさほど頭皮や髪の毛に悪影響は与えません。逆にノンシリコンシャンプーでも、シリコン以外の有害なコーティング材が含まれていることがあり、その方がよほど悪影響を及ぼす可能性があります。

 

2-3.洗髪方法に問題がある

頭皮が脂っぽいと気になってしまい、一日に何度も髪を洗っていませんか。
実はこれは逆効果です。回数の多すぎる洗髪は頭皮の脂をとりすぎるため、皮脂の過剰分泌につながります。また、すすぎ残しやヘアケア剤のつけすぎも、頭皮に汚れを残し、角栓をつくる原因になるため、洗髪では丁寧なすすぎ洗いを心掛けましょう。

 

3.角栓の放置が引き起こす頭皮トラブル

角栓を放置しておくと、どのような影響があるのでしょうか。ここでは角栓が引き起こす可能性のある頭皮トラブルについてみていきましょう。

 

3-1.におい・かゆみのもとになる

脂分は空気に触れることで徐々に酸化する性質があります。脂の塊である角栓も時間が経つと酸化し、においを発するようになります。また、酸化とともに頭皮の雑菌が角栓を餌にして繁殖するため、かゆみや悪臭の原因にもなるのです。

 

3-2.ニキビや湿疹などの皮膚トラブル

頭皮に角栓という餌があることで、ニキビの原因となるアクネ菌も繁殖しやすくなります。
アクネ菌以外にも、脂漏性皮膚炎の原因であるマラセチア菌や、その他の雑菌も増えやすい状態にあるため、湿疹や炎症などの皮膚トラブルも起こりやすいです。
万が一、こうした皮膚トラブルが起きた場合は、速やかに一般皮膚科を受診してください。

 

3-3.角栓の毛穴詰まりによる薄毛の進行

角栓によって毛穴が詰まり、さらに雑菌が繁殖した頭皮の環境は悪い状態です。
こうした状態は少なからず薄毛の進行にも影響します。
まず、角栓自体が毛穴を塞いでいるため、髪の毛の成長が阻害されます。髪の毛がまっすぐに生えてこられず健康に育たないため、弱った毛が増えてしまうのです。
また、弱った髪の毛は抜け毛になるのが早まるため、ヘアサイクルにも影響を及ぼします。毛穴の詰まりを放置しておくと徐々に発毛する力自体が弱まり、薄毛につながる危険性があります。

 

4.薄毛予防のためにも取るべき対策

頭皮トラブルや薄毛を引き起こす可能性のある角栓は、ないに越したことはありません。
角栓ができるのを予防するための対策を解説していきます。

 

4-1.生活習慣を見直す

皮脂を過剰分泌させないためには、インスタント食品やファストフードばかりの脂っこい食事は避けることが大切です。髪の毛に良いといわれる、たんぱく質、ビタミンBやビタミンC、亜鉛などの栄養分を含む、バランスの良い食生活を心掛けましょう。また、ストレスを適度に解消することも大事です。ストレスによって引き起こされる自律神経の乱れは、皮脂の過剰分泌を引き起こす可能性があります。こうした不調を予防するためにも、過度なストレスをため込まないよう心掛けましょう。
質の良い睡眠や適度な運動で皮膚のターンオーバーを高めることも、角栓予防につながります。こうした生活習慣の見直しが、健やかな育毛のためには大切です。

4-2.シャンプーを変える・洗い方を変える

洗浄力の強すぎない成分のシャンプーを使うことは髪の毛を守る上で大切です。おすすめは洗浄力が穏やかで髪にも優しい弱酸性のアミノ酸系シャンプーです。
シャンプー選びは角栓予防のためにも重要なので、変える際は成分をしっかりと確認するようにしましょう。
また、洗う前のブラッシングや、予洗い、ぬるま湯でのすすぎもしっかり行い、汚れを落とすというシャンプー方法を丁寧に行いましょう。きちんと洗うことは大事ですが、ゴシゴシと頭皮に必要以上に刺激を与えるような洗い方はしないように心掛けてください。洗髪の頻度は1日1回で十分です。

4-3.オイルや炭酸水でクレンジングを行って角栓を除去

できてしまった角栓を解消するには、頭皮のクレンジングも適しています。
ヘッドスパ専門店や一部のヘアサロンなどで施術を受けられますが、準備すれば自宅でも可能です。オリーブオイル、ホホバオイルなどの顔にも使える肌用オイルを使用して、シャンプー前に行いましょう。やり方は、ブラッシング後に500円玉程度のオイルを頭皮に塗布して、指の腹で優しくマッサージ。その後よく洗い流してから、通常通り洗髪すれば終了です。
オイルのべたつきが気になる方には、炭酸シャンプーによるクレンジングをおすすめします。これは市販の無糖の飲料炭酸水でプレシャンプーを行う方法です。
ゆっくりと炭酸水を頭になじませ、頭皮全体に行き渡ったら手でもみ込みます。
その後はいつも通り洗髪すれば終了です。
炭酸ガスはタンパク質汚れと結びつきやすいため、角栓を除去するのに向いています。
ただし、マッサージ時間は1〜3分程度、週に1、2度までを守りましょう。
クレンジングのし過ぎは頭皮を傷つけたり、乾燥を招いたりすることになりかねません。

4-4.改善が見られなければ医療機関へ相談

生活習慣を見直して、シャンプーの方法に気を遣っても、角栓ができてしまうことがあるかもしれません。そのような場合は自分だけでは対処できない原因が隠れていることもあります。改善されないまま放っておいては、頭皮の炎症や薄毛の進行など望ましくない症状が現れる可能性もあります。適切な治療を受けるためにも医療機関へ相談することをおすすめします。

求められるAGA薄毛治療とは

 

5.頭皮の角栓や薄毛が気になりはじめたら、Dクリニックの頭髪専門外来へ

なかなか解消できない頭皮の角栓による薄毛が気になる方は、Dクリニックの頭髪専門外来を受診することをおすすめします。
300万人の頭髪治療実績(1999年7月~2023年5月のDクリニック、クレアージュの延べ患者数)をもとに、患者様一人ひとりに適した治療方法を提案し、改善に導くお手伝いをします。
専門スタッフによるカウンセリングを初回無料で行っているため、頭髪の悩みを気軽に相談することが可能です。また男性・女性別の待合室を完備しているので、他人の目を気にせず治療に専念することができます。

 

角栓の毛穴詰まりや薄毛の不安を早期に解決したいなら、頭髪治療専門クリニックへ相談を

頭皮のべたつきやポロポロ落ちる角栓の量が増えていることに気付くと、薄毛にならないか不安になるものです。頭皮の悩みをそのまま見て見ぬふりすることが、薄毛につながる可能性があります。角栓による毛穴詰まりもそのひとつです。
症状によっては自己判断での改善が難しい場合もあります。しかし、専門の医師なら一人ひとりの頭皮の状態や原因に合わせて、角栓の毛穴詰まりや薄毛への対処法を提案してくれます。発毛実績のあるクリニックなら、男性型脱毛症(AGA)の影響でかなり薄くなってしまった部分についても、発毛を目指せる発毛剤「ミノキシジル」や育毛剤「プロペシア」を使用したAGA治療を行ってもらえる可能性があります。頭皮の状態が気になるならば、不安を解消するためにも頭髪治療専門のクリニックを受診してみましょう。

クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ)
「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ)」は、JR有楽町駅から徒歩2分と通いやすいことから、神奈川、千葉、埼玉など東京以外の関東圏からの来院者も多いのが特徴です。女性専門外来のため、男性の目を気にすることなく安心して治療が受けられます。
土曜も診察可能です。

クレアージュ大阪(旧Dクリニック大阪 ウィメンズ)
「クレアージュ大阪(旧Dクリニック大阪 ウィメンズ)」は、大阪駅から徒歩5分の位置にある女性専門の頭髪治療クリニックです。こちらも男性の目を気にすることなく利用ができ、一人ひとりに合った治療で改善を目指せます。土日も診察を行っているので、平日に通えない方にもおすすめです。

Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)
「Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)」は栄駅から徒歩5分、土日も診察可能な男性・女性の薄毛治療を行う専門病院です。女性でも通いやすいように男女別の待合室になっており、ドリンクやおしぼりのサービス、書籍・雑誌も用意されています。また、Kidsコーナーもあるので、お子様連れでも安心して治療を受けられます。

Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)
「Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)」は、地下鉄天神駅から直結のダイヤモンドビル内にあります。男性・女性両方の薄毛治療を行う頭髪治療専門病院ですが、こちらも男女別の待合室になっています。土日も診察可能ですので、忙しい女性でも通いやすいです。