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毛乳頭細胞の働きとは?毛母細胞活性化の役割を生かして薄毛改善へ

薄毛対策 この記事は約 10 分で読めます。 863 Views

抜け毛が気になりはじめると薄毛対策について調べる機会も増えてきます。そんな時、よく出てくるのが「毛乳頭細胞」です。

毛乳頭細胞は血液中の酸素や栄養素を受け取り、発毛や脱毛のシグナルを出す役割を担っています。薄毛にはこの毛乳頭細胞が大きく関わっているのです。

今回は発毛に重要な役割を果たす「毛乳頭細胞」について詳しく解説します。

1.毛乳頭細胞とは

「毛乳頭細胞」とは、髪の毛の根元にある丸い毛球の中にあります。具体的にどのようなものなのかみていきましょう。

1−1.読み方は?英語でいうと?

「毛乳頭」細胞は「もうにゅうとう」と読みます。英語では「dermal papilla cell」。「derma」は「真皮」を意味し、真皮とは一般的に皮膚と呼ばれる「表皮」の下の結合組織層のことです。「papilla」は「小乳頭状突起」、「cell」は「細胞」を意味します。

1−2.毛乳頭細胞はどこに存在する?

「毛乳頭細胞」は髪の毛の根元にある毛球の中に存在します。
抜けた髪の毛を見ると、根元の方が少し丸くなっているのに気づくと思います。この丸い部分が「毛球」です。
髪の毛が生えている間は、毛乳頭細胞は毛球の一番下、真皮内の毛細血管と接する形で存在します。

1−3.毛乳頭細胞が薄毛改善の可能性を左右する

体内の血液中には酸素やビタミン、水分などが流れています。これらを受け取るのが毛細血管と接している「毛乳頭細胞」です。
「毛乳頭細胞」には、発毛や脱毛のシグナルを出す役割もあります。ヘアサイクル(毛周期)の成長期には細胞分裂のシグナルを出して発毛を促し、髪の毛の抜け落ちる時期が近づけば、今度は細胞分裂を抑制する脱毛指令を出して、髪の毛の成長を止めます。発毛から育毛、脱毛のプロセスのシグナルを支配しているのが「毛乳頭細胞」です。
「毛乳頭細胞」は髪の毛が生えてから抜けるまでのプロセスを司る司令官だといえます。

薄毛の原因のひとつに、ヘアサイクルの乱れがあります。「毛乳頭細胞」に十分な栄養が送られれば、ヘアサイクルが正常になることが期待できるため、薄毛改善につながる可能性があるのです。

2.毛乳頭細胞は毛母細胞を活性化させる

毛球の中には、髪の毛の成長を司る司令官「毛乳頭細胞」とともに「毛母細胞」が存在します。「毛乳頭細胞」が必要な栄養を受け取って、発毛指令を出すと「毛母細胞」が活性化します。

この項目では、「毛母細胞」と「毛乳頭細胞」の関係性について詳しくみていきましょう。

2−1.毛乳頭細胞が毛母細胞に発毛の指令を出す

司令官の命令は誰かが受け取り、実行しなければなりません。そして「毛乳頭細胞」の指令を受けるのは「毛母細胞」です。発毛の指令が出たら、これを受け取り、髪の毛をつくる製造工場の役割を果たすのが「毛母細胞」です。

2−2.毛母細胞が分裂すると発毛する

毛球を縦に割り、その断面を見たとして、その構造は「毛母細胞」が下部に存在する「毛乳頭細胞」を取り囲むような形になっています。
司令官「毛乳頭細胞」は血液で運ばれてきた酸素やビタミン、アミノ酸などの栄養素とともに、「毛母細胞」に発毛指令を与えます。毛母細胞は栄養や指令を受け取ると、細胞分裂をしながら髪の毛を作り出していきます。そして分裂した毛母細胞が徐々に角質化し、集まったものが髪の毛です。

毛乳頭細胞の働きかけによって毛母細胞は活性化し、より多くの髪の毛が作られます。

2−3.毛乳頭細胞は脱毛の指令を出すこともある

司令官の命令は発毛ばかりではありません。脱毛の指令が来ることもあります。「毛乳頭細胞」から脱毛指令が届くと、製造工場である「毛母細胞」は細胞分裂をやめます。工場が製造をやめるため、髪の毛は作られなくなるわけです。

2−4.脱毛すると毛母細胞はなくなる?再生できる?

脱毛指令を受けると毛母細胞は分裂をやめ、髪の毛は成長しなくなり、やがて抜けていきます。しかし、この時「毛乳頭細胞」や「毛母細胞」も髪の毛と一緒に抜けてしまうわけではありません。毛母細胞は脱毛後も毛乳頭細胞の発毛シグナルが届けば、新たに髪の毛の製造をはじめます。
しかし、時に「毛母細胞」の働きが弱まることがあります。そうなるとなかなか髪の毛が生えてこないという事態が起こります。

3.毛母細胞の分裂を自己対策で活性化させる方法

毛母細胞が死滅することは極めて稀です。しかし、活動が弱まり、髪の毛が生えてこなくなることはあります。

毛母細胞の分裂を活性化させるために必要なことは、「髪の成長に必要な栄養素を摂取する」、「頭皮の血行を良くする」、「生活習慣を改善する」の3つです。

ひとつずつ確認してみましょう。

3−1.髪の成長に必要な栄養を摂取する

「毛母細胞」は工場です。材料がなければ髪の毛をつくることはできません。髪の毛が生えてこないとしたら、毛母細胞の栄養不足が考えられます。髪の成長に必要な栄養の摂取を心がけましょう。特に必要なのは以下の栄養素です。

1:タンパク質

髪の毛の約90%を構成するケラチンはタンパク質の一種です。毛母細胞の活性化には必要不可欠な成分のため、肉や魚、卵、牛乳などを積極的にとるよう心がけましょう。

2:ミネラル

ミネラルのひとつである亜鉛は、ケラチンの合成に欠かせません。牡蠣などの魚介類、レバー、大豆などを食事に取り入れましょう。

3:ビタミン

毛母細胞の活性化にはビタミンも不可欠です。豚肉、乳製品、シジミ、緑黄色野菜などもバランス良く食べることが大切です。

 

3−2.頭皮の血行を良くする

毛乳頭細胞は血液から栄養や酸素を受け取り、毛母細胞に渡します。血液がスムーズに流れなければ、毛乳頭細胞のもとへ髪の毛の製造に必要なものが届かなくなります。
血行不良は髪の毛の発育にも悪影響を及ぼします。頭皮の血流改善を図るには「適度な運動」「入浴」「ストレス解消」などが効果的です。
シャンプーやヘアケア時に「頭皮マッサージ」をするのもおすすめです。

 

3−3.生活習慣を改善する

毛母細胞の活性化には生活習慣も無縁ではありません。
「睡眠不足」「喫煙習慣」は毛母細胞の活性を弱めてしまいます。特にタバコのニコチンは血行不良の原因となるうえに、髪の毛の成長に不可欠なビタミンも壊してしまいます。喫煙は髪の毛にとって百害あって一利なしです。薄毛治療の一環として禁煙を心がけましょう。

 

4.医薬品で毛母細胞の分裂を促進する

食生活の見直しや生活習慣の改善は毛母細胞の活性化に役立ちますが、医薬品でも毛母細胞の分裂を促進することができます。

 

4−1.プロペシアで脱毛指令を抑制する

AGA(男性型脱毛症)は、額の生え際からM字型、もしくは頭頂部からO字型に髪の毛が薄くなっていく症状です。
AGA治療薬「プロペシア」は、AGAの原因となるホルモンバランスの乱れを引き起こす物質に働きかけ、脱毛指令を抑制する作用機序を持ちます。
AGAを発症すると、毛細血管から運ばれてきた男性ホルモン「テストステロン」は「毛乳頭細胞」内にある還元酵素「5αリダクターゼ」と結合してしまい、より強力な男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」へ変換されてしまいます。この「DHT」は司令官「毛乳頭細胞」内部のアンドロゲンレセプターと結びつき、脱毛因子であるタンパク質「TGF-β」を産生します。
この脱毛因子を「毛母細胞」が受け取ると、司令官からの脱毛指令と勘違いして、髪の毛の製造を止め、毛髪を成長期から退行期、休止期へと移行させます。このため、成長半ばにして髪の毛は抜けていってしまいます。
AGA治療薬「プロペシア」の有効成分フィナステリドは還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを抑える作用があります。そのため、テストステロンがDHTに変換されるのを防ぎ、薄毛の進行を止められる可能性があります。

「プロペシア」を使用する際は病院で処方を受ける必要があります。副作用については蕁麻疹、血管浮腫、勃起機能不全などが報告されており、わずかながら肝機能障害を引き起こす可能性もあります。使用の際は医師に相談しましょう。また女性は服用だけでなく、プロペシアに触れるだけでも重篤な健康被害が懸念されます。特に妊娠中、授乳中の女性は注意しましょう。

 

4−2.ミノキシジルで血行を良くする

AGA治療薬「ミノキシジル」には頭皮の血行促進が期待できる場合があります。頭皮の血行が悪いと「毛母細胞」の分裂の妨げとなります。ミノキシジルの血管拡張作用によって血流が改善されれば、髪の毛の製造に必要な栄養素や酸素が「毛母細胞」に届きやすくなり、さらなる発毛を見込める可能性があります。
「ミノキシジル」の副作用としては「低血圧」「めまい」「たちくらみ」などがあります。血管拡張作用があるため、心臓や循環器系などに不安がある場合は注意が必要です。安全性を考慮するためにも医師と相談の上、使用するようにしましょう。

 

4−3.併用で効率的に毛母細胞の分裂を促す

「プロペシア」と「ミノキシジル」は作用機序が異なるため併用が可能です。ミノキシジルは発毛効果、プロペシアは抜け毛抑制効果が見込める可能性があるため、併用することで脱毛を抑制しつつ、髪の毛を増やすという、より効率的な脱毛防止・発毛治療ができる可能性があります。
併用の際は医師の指示のもと行えば、副作用が起きた場合でも軽い症状のうちに相談できるので安心です。

 

5.毛母細胞の活性化を目指すならDクリニックの頭髪専門外来へ

髪の毛が抜けても毛母細胞までなくなるわけではありません。しかし、栄養が足りなかったり血流に問題があったりすれば、毛母細胞の働きが弱まることがあります。髪の毛が生えてこなくなったら、毛母細胞を活性化させることで再び髪の毛が作られるようになる可能性があります。
毛母細胞の活性化を目指すならDクリニックの頭髪専門外来がおすすめです。

生活習慣や血行不良が原因の場合、ネット情報などをもとに自己流で改善を目指すこともできます。しかし、AGAが原因の場合はDHTの産生を抑制する治療薬の処方が必要です。AGAは進行性のため、一度発症してしまえば薄毛はどんどん進行していきます。時間が過ぎればその分治療は難しくなります。薄毛が気になり出したら早めに治療を開始しましょう。

求められるAGA薄毛治療とは

 

発毛の可能性を狙うなら頭髪治療専門クリニックで受診を

髪の毛の発毛・脱毛のメカニズムは少々複雑ですが、そのプロセスを理解していれば、薄毛治療に何が必要かを知ることができます。
司令塔の「毛乳頭細胞」と髪の毛の製造工場「毛母細胞」が正常に機能していれば、発毛の可能性はゼロではありません。
毛母細胞が何らかの理由で働きが弱まっているのなら、その原因を取り除くことで再び毛母細胞を活性化させられるはずです。もっともAGAが原因の場合、薄毛を進行させる男性ホルモンの産生を抑制する必要があります。
薄毛の原因ごとに対処法は異なります。発毛の可能性を狙うなら頭髪治療専門クリニックの受診がおすすめです。
自分の症状に合った治療を専門の医師とともに行うことで、効率よく結果を得られる可能性があります。
症状は一人ひとり違います。自分の状態に合った適切な治療を受けることで問題解決はより近くなるはずです。

Dクリニック東京 ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)
「Dクリニック東京 ウィメンズ」は、東京駅から徒歩3分と通いやすいことから、神奈川、千葉、埼玉など東京以外の関東圏からの来院者も多いのが特徴です。女性専門外来のため、男性の目を気にすることなく安心して治療が受けられます。
土曜も診察可能です。

Dクリニック大阪 ウィメンズ(旧脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪)
「Dクリニック大阪 ウィメンズ(旧脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪)」は、大阪駅から徒歩5分の位置にある女性専門の頭髪治療クリニックです。こちらも男性の目を気にすることなく利用ができ、一人ひとりに合った治療で改善を目指せます。土日も診察を行っているので、平日に通えない方にもおすすめです。

Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)
「Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)」は栄駅から徒歩5分、土日も診察可能な男性・女性の薄毛治療を行う専門病院です。女性でも通いやすいように男女別の待合室になっており、ドリンクやおしぼりのサービス、書籍・雑誌も用意されています。また、Kidsコーナーもあるので、お子様連れでも安心して治療を受けられます。

Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)
「Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)」は、地下鉄天神駅から直結のダイヤモンドビル内にあります。男性・女性両方の薄毛治療を行う頭髪治療専門病院ですが、こちらも男女別の待合室になっています。土日も診察可能ですので、忙しい女性でも通いやすいです。

 

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