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デュタステリド配合「アボダート」とザガーロとの違い!副作用は?

AGA(薄毛)治療の内服薬 ザガーロ ミノキシジル この記事は約 10 分で読めます。 1,200 Views

薄毛が気になる方なら「アボダート」という言葉を見聞きしたことがあるかもしれません。第3のAGA治療薬「ザガーロ」は有名ですが、「アボダート」と「ザガーロ」は主成分がどちらも同じデュタステリドです。しかし、AGA治療薬として認可されているのは「ザガーロ」だけです。これはなぜなのでしょう。
この記事では気になる医薬品「アボダート」について詳しくご説明します。

1.「アボダート」ってなに?

ザガーロと同じデュタステリドを主成分とする「アボダート」はどのような薬なのでしょうか。

1−1.前立腺肥大症の治療薬

「アボダート」は、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発されたものです。日本では2009年に厚生労働省に承認され、「アボルブカプセル」という商品名で発売されました。
つまり「アボダート」の日本版が「アボルブ」ということになります。

1−2.「デュタステリド」を配合

アボダートとアボルブの主成分は「デュタステリド」です。「デュタステリド」は「男性型脱毛症(AGA)」を引き起こす原因である還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを抑えるとされています。
AGAによる薄毛は、男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ」によって、より強力な男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されることで起こります。DHTが髪の毛のヘアサイクルに介入し、まだ成長期にある髪の毛を成長の止まる休止期へと進めてしまうため、抜け毛が進行し、薄毛になってしまうのです。
AGA発症の原因物質「5αリダクターゼ」にはI型とII型があります。抜け毛を抑制するタイプの育毛剤として知られる「プロペシア」の主成分「フィナステリド」の場合、II型を抑える作用しかありません。しかし「デュタステリド」はI型とII型のどちらも抑制できるため、フィナステリドよりも薄毛に対して高い効果が見込める可能性があります。

2.AGA治療薬「ザガーロ」との違いは?

どちらも同じ有効成分を持つ「アボダート」と「ザガーロ」。両者の違いはどこにあるのでしょうか。

2−1.ザガーロはAGA治療薬

もともと前立腺肥大症治療のために開発された「デュタステリド」ですが、後年、AGAにも効果があることが判明しました。
このため、デュタステリド製剤は前立腺肥大症の患者だけでなく、AGAの症状を持つ方も使用できるよう、AGA治療薬としても販売されるようになりました。
日本では前立腺肥大治療薬「アボダート」を「アボルブ」として販売していましたが、用途の違う薬をそのまま薄毛治療薬として販売することはできません。そのため、新たに厚生労働省の承認を取得し、AGA治療薬として2015年に発売されたのが「ザガーロ」です。

2−2.ザガーロもデュタステリド配合。成分はほとんど同じ

前立腺肥大治療薬「アボダート」「アボルブ」とAGA治療薬「ザガーロ」は、用途は違うものの、成分はほぼ同じです。製剤に必要な乳化剤や安定剤などの違いがあるものの、有効成分はどれもデュタステリドです。

2−3.作用機序・副作用もほぼ変わらない

アボダートの有効成分「デュタステリド」はAGAによる薄毛の進行を妨げる作用があります。ザガーロと主成分は同じですから、作用機序も当然変わりません。
副作用も同様です。ザガーロの場合、勃起不全や性欲減退といった性機能障害が主たる副作用といわれ、発疹や頭痛、腹部不快感などの報告例も稀にあるとされています。アボダートでも同じ副作用が起こる可能性が考えられます。
また、デュタステリド製剤の安全性が確認されているのは20歳以上の男性のみです。女性は重篤な健康被害が起こる可能性があり、服用だけでなく触ることも厳禁です。妊娠中や授乳中の女性は特に注意が必要です。

2−4.製造元は実質一緒

「アボダート」を製造しているのは、英国のグラクソ・スミスクライン社です。設立は1953年で、世界の製薬会社の売上高ランキング第5位にランクインしている大手企業です(2016年時点)。
そして、「アボダート」を「アボルブ」と製品名を変えて発売し、さらに、AGA治療薬として厚生労働省の承認を得て、2015年に「ザガーロ」として販売を開始したのは、日本法人の「グラクソ・スミスクライン株式会社」です。
つまり、前立腺肥大治療薬「アボダート」とAGA治療薬「ザガーロ」を製造した会社は実質一緒ということになります。

2−5.ザガーロは厚生労働省認可、アボダートは未認可

前述の通り、前立腺肥大治療薬「アボルブ」と薄毛治療薬「ザガーロ」は厚生労働省から認可されていますが、「アボダート」は日本では未認可です。
「アボダート」は、前立腺肥大治療薬としても、AGA治療薬としても、日本国内では承認されていません。

3.アボダートを入手する方法・注意点

ザガーロと作用機序や副作用がほぼ同じ「アボダート」ですが、入手するにはどのような方法があるのでしょうか。その際に注意すべき点はあるのでしょうか。

3−1.市販・病院での処方はされていない

「アボダート」は日本では承認されていないため、正規の販売ルートはありません。そのため、ドラッグストアや薬局などの店頭では市販されておらず、また病院でも取り扱っていません。

3−2.入手する方法は通販のみ

ほぼ同じ薬でありながら、アボダートはザガーロよりも若干安いため、アボダートを入手したいという声はよく聞かれます。しかし、国内では販売されていないため、入手するなら、海外から個人輸入するしかありません。

3−3.偽物が混入している可能性があるためおすすめできない

海外からの個人輸入でアボダートを購入することは不可能ではありませんが、おすすめできません。個人輸入代行業者と直接やり取りをして入手することになりますが、荷物が届かないかもしれないというリスクがあります。また、無事に荷物が届いても、偽造品が混入している可能性もゼロではありません。万が一、偽造品によって重篤な健康被害が起きたとしても、個人輸入の場合、すべて自己責任になってしまいます。ザガーロのジェネリックで、日本では認可されていない商品に「デュタス」がありますが、同じ理由で個人輸入はおすすめしません。

育毛効果のある育毛薬だと口コミ評価が高く、しかもお得だからと購入しても、健康被害が起きて治療を受けることになれば、治療費がかさみ本末転倒になってしまいます。健康はお金には代えられません。健康のことを思えば、個人輸入に頼らず、国内の正規ルートで手に入る「ザガーロ」を利用した方が安全です。

4.AGA治療なら医薬品「ザガーロ」

薄毛治療をするなら、やはり厚生労働省承認の医薬品「ザガーロ」が安心です。「ザガーロ」で薄毛治療をする方法をご紹介します。

4−1.ザガーロは病院のみで処方されている

ザガーロは薬局やドラッグストアで販売されておらず、使用するには病院を受診して医師の処方を受ける必要があります。ザガーロは医薬品のため、高い効果が望める可能性がある分、副作用のリスクも高いと考えられるからです。
安全に使用するためには、医師のガイダンスに従って、正しい用量・用法で使用することが大切です。

4−2.万が一初期脱毛や副作用が起こっても医師に相談できる

「ザガーロ」を服用することで「初期脱毛」が起こる可能性はゼロとはいえません。
「初期脱毛」とは、AGA治療薬を使用しはじめて一定期間が経過した頃に一気に抜け毛が起こることをいいます。
薄毛治療のための薬を使用しているはずなのに、その途中で抜け毛が増えるため、効果がないと早とちりして使用をやめてしまう人もいます。しかし、これはむしろ薬効が行き渡った証拠です。
AGAは還元酵素「5αリダクターゼ」によって生み出された「DHT(ジヒドロテストステロン)」が髪の毛のヘアサイクルに介入することで起こります。「ザガーロ」を使用すれば、有効成分デュタステリドが5αリダクターゼの働きを抑制するため、ヘアサイクルが正常化します。その過程で新たに生えてくる健康な髪の毛のために、今ある髪の毛が抜け落ちるのが「初期脱毛」です。
初期脱毛が起きたり、副作用と思われる症状が現れたりしたら、ザガーロの処方を受けた病院で相談するとよいでしょう。

4−3.ミノキシジルなどの組み合わせ治療も考慮してくれる

厚生労働省認可のAGA治療薬には「ザガーロ」のほか、外用薬「ミノキシジル」もあります。
ミノキシジルには髪の成長を司る「毛乳頭細胞」を刺激することで、発毛効果が望める可能性があったり、血行を促進して髪の毛に必要な栄養素をスムーズに運べるようにする作用があったりします。
「デュタステリド」とは作用機序が異なるため、「ザガーロ」と「ミノキシジル」は併用できます。「ザガーロ」でAGAの薄毛の進行を止めつつ、発毛促進の可能性がある「ミノキシジル」を服用することで、薄毛の阻止と発毛を同時に進めることができます。
「ザガーロ」を処方してもらった病院で医師の指導に従って治療を進めることで、より効率的な治療を進められます。

ミノキシジルの適切な利用方法とは?

5.専門の医師の指導のもと治療を受けるならDクリニックの頭髪専門外来へ

デュタステリドを含有した薬剤「アボダート」はAGA治療薬「ザガーロ」とほぼ同じ成分です。しかし、厚生労働省には承認されていないため、海外からの個人輸入でしか手に入れることができません。偽造品が紛れるリスクがある個人輸入を頼るよりも、ほぼ同じ効果を見込める可能性がある「ザガーロ」を病院で処方してもらう方が安心です。
専門の医師の指導のもと治療を受けるならDクリニックの頭髪専門外来がおすすめです。
220万人の治療実績(※1999年~2019年6月のDクリニックの延べ患者数)に基づいて、Dクリニックの頭髪専門外来では一人ひとりに合った治療法を提案しています。わからないことや不安なことがあれば詳細に教えてもらえるので、安心して治療に取り組むことができます。

厚生労働省認可の治療薬は頭髪治療専門クリニックで処方を

近年のAGA治療の進化は目覚ましいものがあります。新たな治療薬や有効成分が次々と登場し、選択肢も増えてきました。今や薄毛は病院で治せる時代といっても過言ではありません。
厚生労働省認可の治療薬は頭髪治療専門クリニックで処方を受けることが可能です。
AGA治療に詳しい専門の医師が薄毛の状態に合わせて、「ザガーロ」と「ミノキシジル」の併用をはじめとしたベストな治療法を見つけてくれます。
AGA治療薬の中には使用中に「初期脱毛」が起こるものもあります。また、効果が高い医薬品ほど副作用のリスクも高まります。時には薬の使用を継続するべきか判断に迷うことも起こるでしょう。そんなとき、専門の医師に相談すれば、より専門的な回答が期待できます。髪のエキスパートとともに効率の良い薄毛治療をはじめましょう。

Dクリニック東京 ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)
「Dクリニック東京 ウィメンズ」は、東京駅から徒歩3分と通いやすいことから、神奈川、千葉、埼玉など東京以外の関東圏からの来院者も多いのが特徴です。女性専門外来のため、男性の目を気にすることなく安心して治療が受けられます。
土曜も診察可能です。

Dクリニック大阪 ウィメンズ(旧脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪)
「Dクリニック大阪 ウィメンズ(旧脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪)」は、大阪駅から徒歩5分の位置にある女性専門の頭髪治療クリニックです。こちらも男性の目を気にすることなく利用ができ、一人ひとりに合った治療で改善を目指せます。土日も診察を行っているので、平日に通えない方にもおすすめです。

Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)
「Dクリニック名古屋(旧AACクリニック名古屋)」は栄駅から徒歩5分、土日も診察可能な男性・女性の薄毛治療を行う専門病院です。女性でも通いやすいように男女別の待合室になっており、ドリンクやおしぼりのサービス、書籍・雑誌も用意されています。また、Kidsコーナーもあるので、お子様連れでも安心して治療を受けられます。

Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)
「Dクリニック福岡(旧城西クリニック福岡)」は、地下鉄天神駅から直結のダイヤモンドビル内にあります。男性・女性両方の薄毛治療を行う頭髪治療専門病院ですが、こちらも男女別の待合室になっています。土日も診察可能ですので、忙しい女性でも通いやすいです。

 

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