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日本人男性において、肥満、血糖、血圧などが男性型脱毛症(AGA)の進行に関連しているという研究成果を発表

古くから報告されていた心疾患(心筋梗塞や狭心症)とAGAの関係性に注目。

2012年7月21日〜23日に、男性型脱毛症や毛髪の研究者がスペインのバルセロナに一堂に集い、European Hair Research Society(EHRS) の第16回学会が開催されました。
EHRSにはヨーロッパのみならず、北米、韓国を含め世界中の研究者、医師が参加しています。

今回の学会では、韓国のWon-Soo Lee教授(韓国毛髪学会会長で2014年の国際学会の大会長)のグループが「心疾患患者における男性型脱毛症の進行と分布」について発表していましたが、古くから心疾患(心筋梗塞や狭心症)と男性型脱毛症に関連性があることは報告されていました。一方で心疾患の危険因子である高血圧やメタボリック症候群、糖尿病については男性型脱毛症との関連性は十分な研究がなされていませんでした。

小山医師(NPO法人F.M.L.評議員、メンズヘルスクリニック東京(旧:城西クリニック))のグループは、このことに注目してクリニックのデータを統計解析しました。
その結果、遺伝(親の薄毛の有無)や年齢に加えて、肥満、血糖、血圧などが男性型脱毛症の進行に関連していることを発見し、本学会で
「Association of androgenetic alopecia with obesity, hemoglobin a1c, low-density lipoprotein cholesterol, alanine transaminase, gamma-glutamyl transpeptidase and systolic blood pressure: a clinic-based survey in Japan」
というタイトルで発表しました。

男性型脱毛症研究に関わる医師・研究者が興味を。

小山医師の発表内容に、高血糖がヘアサイクルに及ぼす影響について研究中のYoung Kwan Sung先生をはじめ、男性型脱毛症研究に関わる医師、研究者が興味を示していました。
今回の発見は統計解析による確かな発見ですが、限界もあります。例えば肥満と男性型脱毛症の関連性について、肥満そのものが男性型脱毛症を進行させてしまうのか、それとも、肥満に至る原因と男性型脱毛症を進行させる原因が共通しているので両者に関連性が出ているのか、は現時点ではわかっていません。今後、そのメカニズムの解明を含めた更なる研究が必要となります。

患者様へのより良い治療の実現を目指して。毛髪分野での研究を継続。

F.M.L.では患者様へのより良い治療の実現を目指して従来のクリニックから発信する臨床研究に、大学病院をはじめ研究機関との連携による基礎研究を追加し て、毛髪分野での研究を継続してまいります。2013年のWorld Congress for Hair Researchでその成果を報告したいと考えております。

小山 太郎

■略歴
医学博士
Future Medical Laboratory 評議員
日本抗加齢医学会専門医
メンズヘルスクリニック東京勤務(旧:城西クリニック)

慶應義塾大学医学部卒業。同大学院で骨格筋再生の研究、
Brigham and Women's Hospital (Harvard Medical School)で遺伝子治療の研究に従事。
現在は頭髪外来の診療の傍ら毛髪研究に取り組み、最新の知見に基づいた診療を心がけている。

F.M.L.関連診療施設では、頭髪・頭皮の状態は勿論のこと、身体の内側まで検査し、一人ひとりに適した治療方針を患者様へ提案いたします。

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