「薄毛」あなたは大丈夫?
髪には、何歳で、どのくらいあれば「標準」という数値はない。髪の印象は、太さで大きく変わってくる。資生堂の毛髪研究所が調べたところ、薄毛の人と、ふさふさの人を比べると、本数は1平方センチメートルあたり約200本とほぼ同じだった。一方、健康な人の髪は1本0.08〜0.1ミリなのに、薄毛の人は0.02〜0.04ミリ。これが見た目の大きな差になっている。 化粧品や医療品メーカーは、毛の成長期間を延ばし、毛を太く長くする育毛剤などの開発に励んでいる。 予防医学の面から、精神面も含めた育毛の研究を進めるNPO法人「F.M.L」(近未来医療研究会)の関連診療機関、城西クリニック(東京都)。月平均3400人の患者が訪れ、育毛剤と、男性型脱毛症の進行を抑える飲み薬として、初めて承認された「フィナステリド」(製品名プロペシア)を併用した「治療」を受けている。 治療は6カ月が1つの目安。小林一広院長(精神科)によると、効果がみられない人も2割ほどいる。小林院長は「不安のせいで実際より、症状を深刻にとらえる人もいる。考えすぎないことも重要です」と話している。
|