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婦人画報 2007年9月号
婦人画報
私たちの「髪と頭皮のエイジング」を徹底検証

みじみずしい若葉が生まれるのに肥沃な土壌が必要なように、豊かなボリュームの美しい髪を保つには、健康な頭皮が不可欠です。お肌の曲がり角があるように、頭皮にも曲がり角があります。それが女性ホルモンの分泌が低下し始める40代後半。年齢とともに髪が薄くなってきた、コシがなくなってきた、うねりが出てきた・・・・・。そんな髪の「変化」が訪れたら、土台である頭皮の老化が始まっている証拠です。毎日のスキンケアと同じように「頭皮のエイジングケア」を始めてください。

薄毛に悩む女性が急増中!

成熟世代の圧倒的な髪の悩みが、薄毛やコシのなさによるボリューム不足。
スタイリングが決まらなくなったのは、土台である頭皮の状態が大きく影響しています。
今、私たちの頭皮で何が起きているのか、専門家に伺いました。

私たちの頭皮で何が起きている?

鏡の前でブラシで髪をとかすとき、「あれ?」と感じることはありませんか?髪を束ねたとき、昔と比べてその量が少なくなっていることに愕然とした経験のある人もいるかもしれません。30代のときは、まとまりにくいとか毛先がパサつくという悩みだったのに、40代を迎えると、髪のボリュームに不安を感じ始め、フケやかゆみといった今までとは違う悩みが生じてきます。これらの症状はどうして起きるのでしょうか?
 一言で言えば、髪も”加齢に伴って変化する”ということです。髪の土台である頭皮は、顔とつながっている皮膚であり、髪も皮膚から作られています。つまり、髪の皮膚の老化と同じように、じつは22、23歳ぐらいから髪の老化も始まっているのです。しかし徐々に進行するので20〜30代で実感する人は多くありません。一番の自覚症状は、”前髪のセットがしづらくなった”ということ。前髪は女性ホルモンの影響を受けやすいので、女性ホルモンのバランスが変化し始める40代以降になって急に、その変化を実感し始める人が多いようです」(脇坂長興先生)

薄毛、抜け毛の「傾向と対策」

女性の薄毛の多くは老化によるものですが、なかには”男性型脱毛症”によるものもあります。「女性なのに男性型脱毛症とは意外かもしれませんが、女性でもホルモンの変化などでこのタイプの脱毛症が起きる方がいます。脱毛に関与しているといわれているのが、男性ホルモンのテストステロンという物質。女性にもテストステロンは副腎から微量に分泌されていますが、閉経前は女性ホルモンが優位。しかし、閉経後は女性ホルモンが低下しテストステロン量が相対的に多くなるので、ヘアサイクルが乱れて毛が細く短くなるのです。最近ではよい薬も出ているので、専門医に相談するといいでしょう」(脇坂先生)


婦人画報
【発行日】2007年9月号
【発行所】アシェット婦人画報社
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