発毛クリニックTOP > プロペシアについて > プロペシアの効果と治療法

プロペシアは男性における男性型脱毛症のみの適応となっており、他の脱毛症に対する適応はありません。このプロペシアの服用は20歳未満での安全性及び有効性は確立されておりません。また、プロペシアは女性には禁忌となっていますので、女性は服用してはいけません。
男性型脱毛症の主な原因物質はジヒドロテストステロン(Dihydrotestosterone=DHT)で、DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから産生されます。男性型脱毛症(AGA)は、時間の経過とともに進行していきます。
このDHTから脱毛シグナルが出ると髪は長く太く成長をする前に抜け落ちてしまい、細く短い毛が多くなり、薄毛が目立つようになります。プロペシアは5α-還元酵素を阻害しDHTの産生を抑制します。

プロペシアは錠剤で1日1回(1mg)の服用が基本とされ、頭髪医療先進国の欧米でも、プロペシア(一般名:フィナステリド)とロゲイン(一般名:ミノキシジル)の併用が、男性型脱毛症の標準的な治療法として認知されています。
以下の写真は、ヘアメディカルで紹介している発毛専門クリニックの治療実績です。両ケースとも経口薬「プロペシア」と外用薬「ミノキシジル」を併用して治療を行っています。
プロペシアの投与に関しては、プロペシアがより有効に作用するかを、事前に判定する「遺伝子診断技術」も開発され、頭髪治療を専門で行っている発毛専門クリニックでもいち早く治療に取り入れていました。
発毛専門クリニックは国際学会でも研究結果を発表しており、国内外からも注目をされています。



プロペシアを7年前から処方している専門医に、頭髪専門外来でのプロペシアや治療に関する見解を伺いました。
男性型脱毛症の治療は、脱毛を予防し、発毛させ、不安を取り除くという3つの要素からなります。発毛のためには、頭皮の血流を良くし毛乳頭を刺激するかあるいは直接毛母細胞を活性化して細胞分裂を早めることが有効とされます。
一方、発毛のみではなく脱毛を予防、脱毛量を減少させるための投薬も必要になります。実際にプロペシアを3ヶ月〜6ヶ月投与すると、脱毛量の減少と軟毛の成長が見られます。ところが、プロペシアもすべての男性型脱毛症患者に有効ではありません。
プロペシアがより有効に作用する条件は、男性ホルモンに対して比較的敏感に反応して男性型脱毛症が発症している場合に限られる傾向があります。すなわち、男性ホルモンに対して感受性が高ければ5αジヒドロテストステロン(5αDHT)に敏感に反応するため男性型脱毛症が起きやすく、感受性が低ければ男性型脱毛症が起きにくいといえます。
したがって、5αリダクターゼTypeIIを抑制するフィナステリドも、男性ホルモンに対して感受性が高い場合に、より有効ということになります。男性ホルモンに対する感受性は、「アンドロゲンレセプター遺伝子のDNA検査」をすることによって調べることが可能です。
医療法人 脇坂クリニック大阪 院長 脇坂長興
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