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薄毛のせいでおでこが広い?狭くする方法とM字型ハゲを隠せる髪型

髪をセットするときに、以前よりもおでこが広く感じたことはありませんか。
「もしかしてこれは薄毛のせいでは?」と不安に思うこともあるでしょう。
最近おでこの広さを心配しはじめた方も、もともと広いことを気にしていた方も、おでこを狭く見せることができれば、今までの印象を変えられます。
また、薄毛の原因を知ることが、進行を防ぐ手がかりにもなります。

この記事では、おでこの広さが悩みの方に向けてあらゆる対処法をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.どのくらいから薄毛?広いおでこか薄毛かの見分け方

他人と比べておでこが広いような気がしても、それが薄毛によるものかという判断はなかなか難しいこともあります。
「自分は果たして薄毛に対する注意が必要かどうか」
その判断基準について見ていきましょう。

1-1.何センチ以上だと薄毛?基準はある?

もともとおでこが広いと、将来的に薄毛になるのではないかと心配する方は多いかもしれません。しかし、生まれつきのおでこの広さと薄毛になる可能性に因果関係はありません。
また、20歳前後に大人の骨格へと変化することによって、おでこが広くなったように見える方もいます。そもそも顔の大きさや頭蓋骨の形は人それぞれなので、「おでこが何センチ以上だと薄毛」といった明確な基準はないのです。

しかし、骨格と関係なく、おでこが広がってきた場合は注意が必要です。
薄毛の症状かどうかを判断する方法のひとつに、医学的基準である「OT・ノーウッドの判定法」があります。これはAGA(男性型脱毛症)かどうかを判断する際に使われます。
この判断方法では、顔を横から見て、耳の穴からまっすぐ伸ばした線と、おでこの左右の生え際が「M字型」になっている部分の一番奥を基準にした線との間が2センチ以下なら、AGAによる薄毛といわれています。
これはあくまでもひとつの基準で、実際には毛穴の様子や髪の毛の密度など多角的に見て判断することが多いです。

1-2.この症状は薄毛かも…AGA(男性型脱毛症)とおでこの関係

先述した「M字型」以外では、前頭部の中心から全体的に後退していく「U字型」も、AGAによる薄毛と判断される特徴のひとつです。おでこがM字型やU字型に広がっていくケースは薄毛によるものとみたほうがよいでしょう。

また、つむじが広がるように薄くなっていく「O字型」もAGAである可能性が高いです。

もしも、これらの症状にひとつでも当てはまるようなら、何らかのハゲ対策が必要です。

2.おでこの薄毛を広げてしまう危険な生活習慣

何気ない生活習慣が、薄毛の原因となっていることもあります。
毎日の行動がおでこの薄毛を進行させていないか見直すことが大切です。

2-1.常に寝不足などの不規則な生活

寝不足や疲労の蓄積は、身体だけではなく頭皮へも影響します。適切な休息をとらないとホルモンバランスの乱れや血行の悪化を招き、結果として髪の毛に十分な栄養が供給されにくくなってしまいます。
また、寝る前のスマホやゲームのし過ぎも、睡眠の質に影響するので注意が必要です。

2-2.ジャンクフードばかりの偏った食生活

インスタント食品やファーストフードは忙しい人の強い味方ではありますが、摂りすぎてはいないでしょうか。
こうした脂質や塩分過多の食事は、皮脂の過剰分泌を引き起こし、頭皮環境の悪化につながります。また、髪の毛の成長に必要なタンパク質・ミネラル・ビタミンが不足してしまいます。
育毛対策のためにも、ジャンクフードばかりの食事はおすすめできません。

2-3.ストレスがたまっている

慢性的なストレスは血管を収縮させてしまいます。頭皮の血管は髪の毛に栄養を運ぶという大切な役割を果たします。血流を阻害するようなストレスを溜めてしまうことは、頭皮環境にもよくありません。

2-4.前髪の頭皮に負担をかけている

ひっつめて結んでいるロングヘアや、たっぷりとヘアワックスなどの整髪料をつけて、髪の毛を後ろに引っ張るようにクシでなでつけるオールバックなど、前髪部分の頭皮に負担のかかる髪型をしている方は注意が必要です。髪の毛が引っ張られ続けることによって「牽引性脱毛症」を引き起こす可能性があります。

また、ヘアカラーのしすぎやスタイリング剤のつけすぎも頭皮に負担をかけます。

3.薄毛で広がったおでこを狭くするためにできる対策と治療

おでこの薄毛の進行を抑制して少しでも狭くするためには、適切な対策が必要です。
今日からできることもあるので、ぜひ参考にしてください。

3-1.生活習慣の改善

ホルモンバランスの乱れや血行不良による頭皮環境の悪化、頭皮の皮脂の過剰分泌などは、生活習慣の乱れによって引き起こされることが多々あります。
生活習慣を改善して、育毛環境の向上につなげましょう。

・バランスの良い食事 
脂質や塩分を控え、髪の毛の栄養となるビタミン・ミネラル・タンパク質の豊富な食材を積極的に摂るようにしましょう。
また、過度な食事制限も髪にとってはよくありません。過不足なく、腹八分目を意識してバランスの良い食事を摂るのがベストです。

・睡眠をしっかりとる
睡眠は1日7時間程度とるように意識しましょう。
リラックスした質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌を促し、育毛効果を高めます。

・ストレスの解消を心がける
趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を確保したりして、ストレスをためず、解消していくよう心がけましょう。

・適度な運動
運動をすることで身体の血行が良くなり、頭皮の血流の改善も望めます。

3-2.頭皮への負担を減らす

オシャレのためとはいえ、髪の毛を引っ張るような髪型や頻繁なカラーリング、パーマの繰り返しは頭皮に負担をかけます。また、スタイリング剤のつけすぎやシャンプーのし過ぎもよくありません。過度なヘアアレンジは控え、頭皮への負担を減らすことも薄毛対策となります。

3-3.AGAが原因ならば治療薬が有効

AGAは、男性ホルモン「テストステロン」が還元酵素「5αリダクターゼ」と結びつくことによって産生される「DHT(ジヒドロテストステロン)」の影響で発症することの多い薄毛です。

この場合、DHTが髪の毛の成長促進を担う毛母細胞の活性を阻害することで、薄毛を引き起こします。

もしも、おでこの薄毛の原因がAGAならば、治療薬によって改善できる可能性があります。フィナステリドを有効成分とする内服薬「プロペシア」には、主な原因とされるDHTの産生を防ぐ働きが期待でき、発毛剤の「ミノキシジル」には、血管を拡張させて発毛を手助けする効果が望めます。

これらは薬理効果が異なるため、併用も可能です。一般皮膚科や頭髪治療専門クリニックで診察を受けたうえで、処方してもらいましょう。

AGAの改善を目指すなら、専門の医師のもと、育毛・発毛治療に取り組むことをおすすめします。

4.狭いおでこに!M字型ハゲも隠せるおすすめの髪型

おでこの広さが気になるならば、髪型を工夫することで印象を変えられます。

ここではおでこを狭く見せ、M字型ハゲも隠せるおすすめのヘアスタイルをご紹介します。ただし、毛量や顔の形によっても似合うものが変わってきます。迷ったら、美容室で美容師さんに相談するなどして、自分にとってのベストなヘアスタイルを見つけてください。

4-1.生え際の後退を悟らせない前髪の3つのポイント

おでこの生え際が気になってきたときに困るのが、前髪の扱いです。伸ばせばよいのか、センターパートか、いっそぱっつん前髪か…迷いますよね。
ここでは薄毛を目立たせない前髪アレンジのポイントを3つご紹介します。

4-1-1.前髪を上げる

おでこの薄毛が気になっている方にとって、おでこを全開にする前髪スタイルは抵抗があるかもしれません。しかし、中途半端に前髪を残すくらいなら、いっそ上げてしまった方が好印象です。広いおでこがチャームポイントになる場合もあります。おでこが広めの芸能人にもこのタイプの髪型が多いのはそのためではないでしょうか。

また、丸顔の方は顔全体のバランスが良くなる効果もあります。一方、面長が気になる方には、より縦ラインが際立つ可能性があるのでおすすめできません。

4-1-2.斜め前髪にする

前髪を斜めに流すのも効果的です。薄毛を隠しているという印象を与えずに、広いおでこをカバーすることができます。長い部分を目立たせることで、おでこの広さをごまかせるアシメ前髪もおすすめです。

前髪を眉上で斜めに流したいけれど上手くできないという方は、ヘアアイロンを使用するのもひとつの手です。女性が使うものというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。薄毛を隠すため、という後ろ向きな理由ではなく、おしゃれな髪型にするため、という前向きな気持ちにもさせてくれるでしょう。

4-1-3.ボリュームアップさせる

前髪の毛量がある程度残っているなら、髪をボリュームアップさせて、おでこをしっかりカバーすることもできます。ストレートヘアの前髪にパーマをかけたり、トップから髪をもってきて厚めの前髪をつくったりすれば、ボリュームのある前髪になります。毛先を遊ばせるなどのアレンジを加えることで、より自然な印象を与えます。

4-2.少ない髪の毛、くせ毛を生かせるパーマヘア

薄毛と同時に扱いにくいくせ毛に悩んでいる方におすすめなのが、パーマでのアレンジスタイルです。くせ毛を生かすとともに、毛量をボリュームアップさせて見せる効果があります。ただし、パーマの繰り返しは頭皮や髪に負担をかけるので、自身の髪の状態をよく見て挑戦したほうがよいでしょう。

・ピンパーマ 
通常のパーマのようにロッドを使用せず、ピンによる固定でくせをつけるタイプのパーマです。自然な毛流れを出しやすく、ショートヘアでも施術可能なので、薄毛をナチュラルにボリュームアップさせたい男性におすすめです。

・斜め分けバングのパーマ
全体にゆるめのパーマをかけ、前髪を多めにして斜めに流すヘアスタイルです。髪のボリュームアップと同時におでこを隠すことができます。

4-3.M字型が気になる方におすすめの髪型

M字型ハゲが気になる方は、無理に隠さずショートヘアにしたほうが下手に長い部分を残すよりも薄毛が目立たなくなります。髪型をすっきりさせることで小顔効果もありおすすめです。

・ツーブロック

ツーブロックは人気の髪型です。サイドを短く刈り込み、トップに視線を集めることでおでこが目立ちにくくなります。

長さを変えたり、パーマをかけたりと髪型アレンジもしやすいのでおすすめです。

髪をセットする際は医薬部外品である「スカルプD Dスタイル グロースショット ボリュームキープ」を使用するのがおすすめです。ドライヤーでセットする前に、頭皮と髪の毛にスプレーして揉み込むと、ボリュームアップだけではなく、育毛対策も行えるという商品です。

ぜひ試してみてください。

・ベリーショート
全体を短くすることで、M字型の薄毛部分が目立たなくなります。どなたにも似合いやすい髪型です。

・ショートレイヤー
短髪がいいとはいえ、そこまで短くしたくないという方には、ショートレイヤーをおすすめします。全体的には短めですが、前髪を下ろして流すことができるので、アレンジしながらの薄毛隠しが可能です。トップから毛先に向かって髪に段差をつけるので、ボリュームもアップして見えます。

5.AGAが原因の広いおでこを狭くしたいならDクリニックの頭髪専門外来へ

自分のおでこが広いのはAGAのせいなのでは?と悩んではいませんか。
その不安を早期に解決したいなら、Dクリニックの頭髪専門外来で診察を受けることをおすすめします。
Dクリニックは300万人の治療実績(※1999年7月~2023年5月のDクリニック、クレアージュの延べ患者数)をもとに、AGAが原因の薄毛にも適切な治療法を提案します。また、男性・女性で別々の待合室も完備してるので、人目を気にせず治療に専念することが可能です。
薄毛が原因で広くなったおでこを狭くするためにも、まずは一度無料カウンセリングを受けてみましょう。

▶頭髪治療専門クリニックで薄毛による広いおでこの改善を目指そう

薄毛対策には、市販のヘアケア剤や育毛剤を試したり、サプリメントを飲んでみたりと、さまざまな方法があります。しかし、自己判断のみで適切な薄毛対策を行うことは難しいです。

頭髪治療専門クリニックなら、一人ひとりの薄毛の原因に合わせた治療を行うことが可能です。とくにAGAが原因の薄毛に対しては、その人の体質に合わせた治療薬の処方ができます。これは個人ではできないことです。

さらに、AGA以外が原因の薄毛であったとしても、専門のクリニックならそれに合わせた対応が可能です。

おでこの薄毛に対して、自分でできる対策を打つことも大切ですが、同時に専門の医師のもとで適切な治療を受けることが早期改善につながります。