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病院と通販で比較-プロペシアの価格・安全性の違いは

プロペシアは、薄毛改善に効果を発揮してくれるAGA治療薬です。
ただ、AGAクリニックで正規品を使用すると価格が高いため、安全性が低く価格が安い個人輸入で購入する方が増えてきました。

個人輸入で使用する人のためにもプロペシアのジェネリックが販売されるようになりましたが、 価格や安全性は正規品とどのように違うのでしょうか。

ここでは、その違いをご紹介します。
薬とお金

発毛効果のあるプロペシア

プロペシアは、AGA(男性型脱毛症)の治療に使用される「飲む発毛剤」です。

その有効成分であるフィナステリドには、AGAの原因でもある「ジヒドロテストステロン(DHT)」の増殖を抑制し抜け毛を防ぎ、 発毛を促進する効果があります。

ただ、メリットばかりではありません。
AGAの症状に高い効果を発揮してくれる反面、服用することによって副作用が起きる可能性があります。
【プロペシアの副作用】
  • ・胃の不快感
  • ・男性機能の低下
  • ・うつ症状
  • ・肝機能障害 など
副作用
一般的にプロペシアの効果を実感できるのは、6ヶ月、早い人でも3ヶ月はかかるといわれています。
また、効果が出たからといって中止してしまうと、いずれは元の状態に戻ってしまうため、長期的な服用が必要です。

プロペシアの発毛効果は育毛剤よりも高いですが、こういった側面があることをきちんと理解してから使用するようにしましょう。

プロペシアのジェネリックとは?

発毛効果の高いプロペシアですが、正規品を飲み続けると治療費が高くなってしまいます。
そこで登場したのが、プロペシアのジェネリックです。

ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれ、正規品として最初に研究・開発された薬(先発医薬品)をもとに、 同じ有効成分を使用して同じ効果を得られるようにした薬のことをいいます。

2015年メルク社が研究・開発したプロペシアの特許期間が切れ、ほかの製薬会社がプロペシアと 同等のフィナステリド製剤を作れるようになりました。
そこで各製薬会社が参入したため、正規品よりも安価な治療薬を選べるようになったのです。

プロペシアのジェネリック医薬品には、インドのシプラ社が製造した「フィンペシア」などがありますが、 これらの薬は日本において正規のジェネリックと認められていません。

日本国内においてプロペシアの正規のジェネリックと認めているのは、「フィナステリド錠ファイザー」の製薬会社ファイザーなど5社だけです。

正規品とジェネリックの違い

プロペシアにジェネリック医薬品があることはわかりましたが、正規品とジェネリックとでは、具体的にどんな違いがあるのでしょうか。

価格の違い

わかりやすい違いは「価格」です。 正規品は、何年も研究や臨床試験を繰り返す必要があるため開発にかかったコストを上乗せして表示価格を設定する必要があります。

しかし、ジェネリックなら有効成分の安全性や有効性などがすでに確認できているため、 研究や開発にかかる時間やコストを少なくすることができるので、その分薬代を安くすることができます。

薬の種類にもよりますが、正規品の半額以下になっているジェネリックも少なくありません。

医薬品特許によるさまざまな違い

医薬品には最初に研究・開発した製薬会社の知的財産権を守るための4つの特許があります。
【医療品に関わる4つの特許】
  • ・物質特許
  • ・用途特許
  • ・製剤特許
  • ・製法特許
特許
この4つの特許のうち、最低でも「物質特許」と「用途特許」の特許期間が満了しなければ、ジェネリックの製造販売承認がおりません。

その理由は、物質特許が切れていなければ物質そのものを使用することができず、用途特許が切れていなければ 同じ効果・効能の治療薬として使用できないからです。

また、「物質特許」「用途特許」が切れても「製剤特許」や「製法特許」が切れていなければ添加物や形状、コーティング剤・その他の製法など同一にすることができず、ただのコピー品になってしまいます。

このほかにも薬のサイズや形・色・味など、正規品とジェネリックではさまざまな違いがあるのです。

プロペシアのジェネリックの種類と価格

プロペシアのジェネリックは、日本で認められているものやそうでないものを含めるとさまざまな種類があります。

ここでは、プロペシアのジェネリックの種類と価格情報をご紹介します。
まずは前提となるプロペシアの価格をご覧ください。
【プロペシア】
価格 28錠 7040円~8910円 (1錠あたり 253~319円)
価格にばらつきがあるのは、AGA治療が自由診療の扱いになるからです。治療薬についても、各クリニックで値段は異なります。

【プロペシアのジェネリックの種類と価格】

【フィンペシア】
インドの製薬会社で作られているジェネリック医薬品。
価格 100錠 3298.9円 (1錠あたり 33円)
【フィナロ】
フィンペシア同様インドの大手製薬会社が作っているジェネリック医薬品。
価格 100錠 2634.5円 (1錠あたり 26.4円)
【フィナバルト】
こちらもインドの製薬会社で作られているジェネリック医薬品。
価格 100錠 3236円 (1錠あたり 31.9円)
【ファイザー】
日本の製薬会社が作ったジェネリック。多くのクリニックで取り扱われている。錠剤の種類が0.2mgと1mgのものがある。
価格 28錠 6468円~8316円(1mg) (1錠あたり 231円~297円)
【サワイ】
こちらも日本の製薬会社が作ったジェネリックで、2016年3月に発売されたばかり。錠剤の種類が0.2mgと1mgのものがある。
価格 28錠 5544円~6160円 (1錠あたり 198円~220円)
プロペシアのジェネリックを製造している製薬会社によって、価格にバラつきがあることがわかります。
価格だけでなく、製造元の信用性や有効成分などをしっかりチェックするようにしましょう。

プロペシアのジェネリックを入手するには?

AGA医薬品であるプロペシアは、長期間服用し続けることで薄毛改善に効果を与える治療薬です。
継続するには長い期間購入する必要があるということです。
そのため費用を心配する声もあがっており、正規品ではなくジェネリック医薬品で費用を抑えたいと希望する方も少なくありません。

それでは、プロペシアのジェネリックはどこで購入できるのでしょうか。
その入手方法について見ていきましょう。

病院・AGAクリニックで処方を受ける

最も信用度の高いものとして、病院・AGAクリニックで処方を受ける方法があげられます。

正規品でもジェネリックでも、医療用医薬品であるプロペシアは基本的に医師の処方箋が必要です。
そのため病院やAGAクリニックで診察を受けて医師に処方してもらわなければいけません。

また、病院やAGAクリニックで処方されるプロペシアのジェネリックは日本国内で認められたもので、 正規品よりも約1000円~2000円安い価格で入手できます。

通販(個人輸入)で購入する

もう1つの入手方法は、通販(個人輸入)を利用することです。
ただし注意点があります。それは、国内の製品ではなく「海外版のプロペシア(ジェネリックを含む)」を購入するという点です。

個人輸入と聞くと難しいイメージがありますが、ネットで個人輸入を代行してくれるサイトから注文するだけですから通販とあまり変わりません。
しかし、個人輸入を代行してくれるサイトは悪質サイトの可能性もあるため、しっかりと口コミや評価などを見てから決めるようにしましょう。

通販(個人輸入)はリスクが高い?

プロペシアのジェネリックは通販(個人輸入)で入手した方が安くなる反面、危険性を伴う可能性は高くなるのが事実です。

【通販(個人輸入)の危険性】

医薬品医療機器等法の規定に違反するおそれがある

個人輸入したものは、プロペシアとは違った成分や違法な成分が配合されている場合があります。
もちろん、そのリスクをわかった上で購入した方が自分自身のために服用すれば何も問題はありません。

しかし、個人輸入して本物か分からないものを他人に販売したり、与えたりすれば規定に違反したことになります。

健康被害や詐欺被害

個人輸入は代行とはいえ海外から取り寄せるものです。
海外製品の中には、異なった成分や同じ成分でも量が多いものが存在します。

違法な薬を医師の処方もなしに服用してしまうと、副作用が出やすくなったり重篤な症状を引き起こす可能性もあるのです。

また個人輸入代行業者の中には、プロペシアのジェネリックと偽って販売していることもあり、 手元に届いたら違うものが届いたという詐欺被害も報告されています。そのため、通販(個人輸入)を通して購入する際には注意が必要です。

このように、通販(個人輸入)での入手には高いリスクが伴います。
安心・安全にAGA治療を行うためには、病院やAGAクリニックで処方してもらった薬を服用するのがベストです。

Dクリニックは安心・安全な治療薬の処方を行っています

病院やクリニック(AGA医院)でAGA治療を受けるにあたり、最も大切なのが医療期間の治療方針と担当医師との意思疎通です。

ジェネリックを含むプロペシアの服用は、長期的な治療が予想されます。
その道中には、さまざまな問題が起こるかもしれません。
「薄毛が改善されない不安」「副作用症状の相談」「費用についての心配」など、 必然的に起こり得る問題を解決してくれる場所やパートナーの存在が必要不可欠となります。
治療薬の処方
患者様のストレスをできるだけ解消する、これがDクリニックのスタンスです。
あらゆる視点から発毛治療を考える総合頭髪治療を行っており、経過を見ながらその人に合った治療方針を決定しています。
薬の相性が合わない場合は、生活習慣の指導を行うなど常に最善の方法を目指す「髪の専門クリニック」です。

また、豊富な実績・経験を持つ医師が、頭髪にまつわるあらゆる悩みにしっかりと対応しています。
AGA治療のためにプロペシアのジェネリックを処方してもらうなら、ぜひDクリニックへご相談ください。

薄毛改善から体へのリスクまで相談できる専門病院

AGAの治療は、長い時間をかけてゆっくりと治療していくものです。
きっと二人三脚で歩いてくれる医師の存在が心強い味方となります。

ただ薬を処方する病院では安心できませんし、いい加減な診察をする医師を信用することもできません。
一期一会の出会いではありますが、髪の専門病院であればその確率はグッと高くなります。

ひとりで悩むのは髪の毛にも悪影響です。
薄毛改善だけでなく体へのリスクまで考えた場合、AGAクリニックを選ぶ価値が見えてきます。



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